自宅DSLがダウン

就寝前の1〜2時間をこの解体新書の更新に充てているのですが、先週の日曜から自宅DSLがダウンしてしまい、すっかり更新が遅れてしまいました。
SBC・YahooのDSLを使用して2年近く、たまに問題があるものの、数時間で復旧することが多く様子を見ていたのですが、さすがに二日たっても治らないので電話で問い合わせしてみました。(夜10時)

フリーダイヤルに電話をすると自動応答メッセージで、ガイダンスが始まる。最近はやりの音声認識機能付、、、しかし今までと違ってダイヤルを押すオプションがない!

旧: 「お電話ありがとうございます(中略)テックサポートがご必要であれば”テックサポート”と言うか、”1”を押してください。お支払いに関するご質問であれば…」

新 :「お電話ありがとうございます(中略)テックサポートがご必要ですか?、お支払いに関するご質問ですか?…」
英語の発音に自身のない私はいつもダイヤルを押す方法で入力をしたのだが、しかたがない。”Tech Support”とはっきり言うと

「テックサポートですね。 それではどのような症状ですか?」
と次の質問につづく。電話番号なども(当然ながら)自動的にシステムが認知しており、スムーズに話が進み

「それでは、しばらくお待ちください」

と言われ30秒もたたずに、インドなまりのオペレーター登場。

なかなか応答よく、彼の使うPCのアクセスに時間がかかるようで、間が長いときがあるものの、まぁ状況は理解できたので、「んじゃ、ありがとう」と切ろうとしたときに

「ところで今、僕はインドに電話かけてるの?」と切り出してみた。

SBC「そうです、ですが通話料はFreeですので、ご心配なく。なにか不都合ございました?」

私  「いや、カスタマーサポートをインドにアウトソースしている話は良く聞くけど実際体験するのは初めてだったし、君の英語は僕の知りありでこっち(アメリカ)に住んでいる人よりもずっと上手だから」

SBC「ありがとうございます。お客様はカリフォルニアのサンタクララですよね?シリコンバレーですか?」

私  「そうですよ」 (注:どうやら相手は”州・郡”までの情報までがわかっているらしい)

SBCサンタクララからのお客さんは両極端です。あなたみたいに状況だけ聞いて何も文句を言わず切る”いい人”と、いきなりお金の話をしていくらディスカウントされるのかという話しかしない人。 でもあなたみたいな”いい人”は他の地域にはあまりいない」


結局世間話をそのあと10分ぐらいして、頼みもしなかたディスカウントをしてくれる約束が得られたのですが、今朝もDSLは死んだまま。今会社で暇を見つけてUpしています。

<Genpakuのつぶやき>ある程度知識があって、どのぐらいの範囲でどういった問題がおきているのかが分かれば、復旧の深刻度がわかるのでオペレータに文句いったところでしかたないと思ってしまいます。ちゃんと問題が認識されていればきちんと対応してくれますからね。。。私のみたてだと今晩ぐらいには復旧するのではないかと思ってます。それにしてもインドのアウトソース・カスタマーサービスすばらしい。アメリカ国内のカスタマーサービスの対応と比べて断然良いです。よく訓練され、システムができており、英語のレベルも問題ない。まぁサンプルが今回の一回だけなのですが。。。しかも夜の10時にきちんとした対応がうけられるのは顧客満足度としてもポイント高いです。また、音声認識システムのレベルも高く、5択の設問などが3〜4回ぐらいあるのですが、非常にスムーズでした。技術革新を実生活で久々に感じた日でありました。。。根本の技術(DSL)が三日以上もダウンしたのがきっかけ、というのは皮肉ではありますが(^_^;)